新年あけましておめでとうございます。パーティーキッチンを今年もよろしくお願いします。
今年はイノシシ年ですね。お正月休みに牡丹鍋(ジビエ料理)を食べる方いらっしゃるのでしょうか?
2019年がスタートして、パーティーキッチンのはじめとなったのはこちらの記事でしたが、パーティーキッチンといえばお料理。
そんなパーティーキッチンの2018年の新年1発目のレシピってなんだったかな、と振り返ってみました。
遡ってみますと2018年の始まりはふかふかの紅白カラー豚まんだったみたいですね。昨年も目まぐるしく過ぎていったのでなんだかもっと前のことのように感じてしまいますが、去年は1月4日スタートで幕を開けています。
今年はどんなレシピからスタートするか楽しみですね♪
さてさて去年の振り返りはさておき、皆様もお正月には沢山の人に新年のご挨拶をすると思いますが、新年の挨拶の期限はご存知でしょうか?
新年の挨拶の期限に始まり、知っておいて損はないお正月のあれこれについて皆様とチェックしていきたいと思います。
「あけましておめでとうございます」
年初めといえば全国各所でこのフレーズが飛び交いますね。この新年の挨拶には推奨される期限があります。それは「松の内」と呼ばれる期間内までです。
松の内とは1月7日までの正月飾りが飾られている期間のことです。門松やしめ縄も1月7日を過ぎたら片付けなくてはいけません。
地域によっては松の内が1月15日までとされるところもありますが、年賀状を出すことができる期間が全国統一で7日までなので、7日に合わせる方が良いでしょう。
年賀状は知り合いや親しい人の家々全てに挨拶回りをすることが難しいので書面で済ませる為に始まったもので、挨拶回りをするところには本来出さなくても良いものですが、もらって嫌な気持ちになる人はいないと思うので挨拶と年賀状の両方でも良いかもしれませんね。
年賀状は基本的に年末までに投函して元旦に届くようにするものですよね。
全国でもおおよそクリスマスの12月25日までに出さないといけない所がほとんどだと思います。松の内までに届くようにしっかり準備しておきましょう。
1月7日をすぎると、年賀はがきは郵便局で取り扱いが無くなります。
もらった年賀状への返事や、喪中の方へのご挨拶などで利用するのは「寒中見舞い」と言うものです。
寒中見舞いは松の内が終わった1月8日から立春の2月4日までで、投函期限は1月末です。書く相手が喪中の場合などや、その他の場合は書くことが異なり年賀状とは少し違っていますが、一様に新年をお祝いする言葉は使わないので注意しましょう。
正月飾りは年末の12月26日から28日の間までに飾り、年明け1月7日まで飾っておきます。
正月飾りを12月29日、12月30日に飾るのは縁起が悪いとされているのでお正月の準備はクリスマス(12月25日)までに年賀状を書いて投函し、翌日にしめ縄や門松を玄関に出して1月7日まで飾る!と思えると良いでしょう。
鏡餅は門松を目印に各家へとやってきた歳神様の依代(よりしろ)になる場所です。
鏡餅の上に乗っているのはみかんではなくて「橙」と言う別の果実。みかんの方が安価で手に入るため、みかんを代用しているところも数多く存在しますが、正しくは橙です。
橙とはみかんにとてもよく似た果実なのですが、決定的に違うのは冬になっても実が地面に落ちないこと。
みかんは熟すとすぐに落ちてしまいますが、橙は2~3年木についたままです。そのことから長く家が栄えることを願って鏡餅の上に飾られるようになりました。
葉っぱ付きで飾るのが正式な飾り方なので、みかんで代用する方も葉っぱ付きを買ってみてくださいね♪
さて、おせち料理はめでたさを重ねるという意味でお重に盛り付けられますが、皆様は何段のおせちを思い浮かべますか?
正式な段数には諸説あり、5段説と4段説があります。また、最上段は何も詰めないのが正式とされたり、酢の物を詰めるのが正式とされたり。本当に様々な説が存在しています。
最近は3段重、2段重の略式おせちが定番化していますよね。正式におせちが盛んに食べられていた頃とは違い、核家族が増えたことも大きな要因の1つと言えるでしょう。
2~3人でお重箱5段4段というのはやっぱりちょっときついですもんね。ということで今回は略式おせちでよく見る3段重の形に沿ってご紹介します。
お重の最初、1の重と呼ばれ「祝い肴(ざかな)」や「口取り」が入っています。
お正月のお酒といえばお屠蘇ですよね。それを酌み交わすときにお酒のつまみになるようなものが入っている。と考えると覚えやすいですよ♪
シワなくツヤツヤツルツルに煮た黒豆、こってり甘ぁい栗きんとん、綺麗に巻かれた昆布巻き、ふわふわの甘い伊達巻き、見た目にもめでたい紅白かまぼこ、などが該当します。
1の重はお酒が飲めないお子様も食べられるように甘い物が多いです。
真ん中は2の重と呼ばれ、「酢の物」や「焼き物」が入っています。
紅白なます、数の子、ぶり・鯛・海老などの焼き物、ごぼう、レンコンなどを盛ります。おせち料理の中の焼き物はご馳走と呼ばれるところです。
3段目は3の重と呼ばれ、「煮物」を詰めます。
おせち料理は、季節の野菜の煮しめがその始まりと言われ、3の重には山の幸を中心とした煮物をたっぷりと隙間なく詰めます。
使われている材料も縁起の良い意味のお野菜を多く含み、レンコン、ゴボウ、里芋がたっぷり入った筑前煮などが定番ですね。ちなみに里芋は、たくさんの芋をつけて収穫されることから子宝の意味が込められています。
いかがでしたでしょうか? 年賀状や正月飾りに始まり、おせち料理のご紹介でした。
最近ではおせち料理も多様化して、洋食などが盛り込まれたおせちなども多く目にします。
食べやすさやコストパフォーマンス、見た目の華やかさなどによる理由で中身が多様化してしまっているおせちですが、お重の段数や中に入れるお料理の品目にも伝統的なものがあり、またその1つ1つにちゃんとした意味が存在します。
ここでは定番でよく見かけるものをかいつまんでご紹介して行きましたが、知っていた方も知らなかったという方も改めてお正月の風習に注目して見る良き機会になればと思います。
あらためて、今年もパーティーキッチンをよろしくお願いします!