東京で”下町のブルックリン”なんて言われている場所をご存知ですか?
下町のブルックリンと呼ばれているのは「東京都 蔵前」
最初はなんで蔵前がブルックリンなんだ?なんて思っていましたが「なるほど確かにブルックリン」と思わせてくれる理由がありました。
今回は、そんな蔵前の素敵なおしゃれカフェをご紹介すると同時に、なぜ蔵前が下町のブルックリンと呼ばれているのかも掘り下げてみようと思います。
ブルックリンといえばマンハッタンの近くという印象です。間に大きなイーストリバーが流れるゆったりとした街ですよね。蔵前にも隅田川が流れていてブルックリンの風景と重なります。でも、それだけじゃただ川があるだけで川がある街なんてどこにでもありそう。
これじゃどこでもブルックリン。まだブルックリン要素は薄い。
ひとりでツッコミを入れつつブルックリンって他に何があったっけ、と頭の奥底から掘り返して見ます。
そういえばブルックリンは物作りやアートの街としても知られていますね。若いアーティストや物作りに通じる人々が集まって古い倉庫や空き家をギャラリーや工房にして使っています。
蔵前も江戸時代には米蔵などが並ぶエリアで、名前もそこからきているのを思い出しました。
また、調べてみると蔵前がある台東区では「モノマチ」というイベントを開催していて、蔵前・浅草・御徒町に根付く物作りや文化の発信を応援しているんです。下町ならではの物作りの繋がりは、ブルックリンに繋がるものがある気がします。※モノマチについてはこちらをご覧ください。
何かきっかけがないと区の特色を調べる機会ってなかなかないですよね。今回がまさにそれで台東区の物作りに対する姿勢に感動するいい発見でした♪
知らなかった!台東区そんなことしてたのか!なんていう面白い発見もあり、蔵前とブルックリンに意外と共通点があって”下町のブルックリン”と呼ばれるのもなんだか納得。
川の流れるゆったりとした地域で、物作りにアツイ。
そんなブルックリンとの共通点がある蔵前だからこそ、他にはない下町に根付く独特の活気やほっこりする時間や空間、創造力を掻き立てられる作家さんたちの熱量をより感じることが出来るんだなぁと感じます。
物作りの街に溶け込むこだわりのカフェって一体どんなところでしょう?
内装に倉庫のレンガ模様や無機質なアイアン調のインテリアを取り入れた俗に言うブルックリンスタイルのお店なのでしょうか?
パーティーキッチンのメンバーである吾郷ちゃんとロシアン佐藤にオススメを聞いてみました。
倉庫をリノベーションした下町のブルックリンならではのカフェで、全てのお客様にくつろぎの空間を提供したいという思いから、1つのグループ最大4名様まででのご提供。
人数や写真撮影に制限を設けたこのカフェではゆったりとした空間の提供にとってもこだわっている場所なんです。
気になる店内の様子は上の公式インスタグラムで覗くことができますよ!雰囲気たっぷりの素敵なお写真たちが並んでいますので写真好きさんも必見。
※写真撮影については昨年2018年11月より店舗様からのお願いで禁止事項が追加されておりますので、詳しくはこちらをご覧下さい。
下は吾郷ちゃんのインスタグラムです!
築50年以上の倉庫をリノベーションして作られた話題の倉庫カフェ。サンフランシスコから日本に上陸したチョコレート専門のお店です。
天井も奥行きも広々とした空間に、チョコレートのいい香り…。想像しただけでも癒されてしまいます。
京都にもダンデライオンチョコレートのお店はあるのですがファクトリーを併設しているのは蔵前店だけで、蔵前店ではハウスメイドのチョコレートが1枚1枚に丁寧に作られていく工程を覗くことができます。
こだわりの強い創業者と物作りにとことんこだわる蔵前の作り手。両者の心が共鳴して出来た素敵なお店です。
下は順に公式インスタグラムと、ロシアン佐藤、吾郷ちゃんのインスタグラムです。
下町のブルックリンと呼ばれる蔵前でも指折りのカフェを2つご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
どちらもお店のこだわりがギュッと詰まった物作りの街に溶け込むカフェでした。
ダンデライオンのチョコレートは種類ごとに全て試食が可能と言うこともあり、チョコ好きさんにはたまらないお店です。スイーツだと食べ応え抜群のむっちりマシュマロがたまらない「チョコレートスモア」がオススメ。
アクセントに乗っている塩が甘いチョコレートを引き締めていてとっても美味しいですよ!
皆さんもぜひ行ってみてくださいね♪