バターと砂糖で炒めた甘酸っぱいリンゴを型に詰め、その上からサクサクでほろほろとしたタルト生地をかぶせて焼き、香ばしいキャラメリゼをしたお菓子です。 タルトを焼いてる時に、タタン姉妹がうっかりひっくり返してしまったことから生まれたという可愛らしい由来があるお菓子です。
分量 直径6cm 6台分
下準備 30分
調理 2時間
所用時間 2時間30分

材料

道具
  • ボウル
  • ふるい
  • スケッパー
  • めん棒
  • 包丁
  • まな板
  • フライパン
  • 直径6cmのプリン型
  • オーブン
  • バーナー
生地の食材
  • 薄力粉 120g
  • 無塩バター 60g
  • 塩 ひとつまみ
  • 卵黄 1個分
  • 水 30ml
りんご煮の食材
  • リンゴ 5個
  • 無塩バター 120g
  • グラニュー糖 120g

作り方

生地の手順
  1. ボウルにふるった薄力粉と塩、バターを入れ、バターが小豆くらいの大きさになるまでスケッパーで刻む。
  2. バターを指ですりつぶし、バターが砂状になって黄色っぽくなるまで両手で軽くすり合わせる。
  3. ②の中央をくぼませて、そこに卵黄、水、塩を合わせて混ぜたものを入れて、周りの粉をかぶせて生地が均一な状態になるまで切り混ぜる。
  4. ラップなどに包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
  5. 作業台とめん棒に打ち粉をし、生地を少しずつ回転させながらめん棒で厚さ2mmに伸ばして、直径6cmの円形に抜く。(10枚くらいできる)
  6. フォークやピケローラーを使って、生地に空気穴をあける。
リンゴ煮の手順
  1. リンゴは皮をむいて4つ割に切り、芯は取り除く。
  2. フライパンにグラニュー糖を入れて中火にかけ、キャラメル色になったらバターを加えて、バターが溶けたらリンゴを加える。時々ひっくり返しながら1時間程度煮詰める。
  3. 型にリンゴをぎっしり詰めて、生地をかぶせ、200℃のオーブンで15分程度、生地に焼き色がつくまで焼く。
  4. ③の粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やす。
  5. 型をひっくり返したら、バーナーなどを使って型を温めて型から外す。
  6. お好みで、リンゴの表面にグラニュー糖(分量外)をふりかけて、バーナーでキャラメル状に焦がし、ホイップクリームやシナモン、ミントを飾る。
  7. Let's enjoy party!

▽▼▽事前準備▽▼▽

  • 食材の計量と、道具の用意をする
  • 分量の薄力粉と角切りにしたバターを冷蔵庫で冷やす
  • オーブンを200℃で予熱する

▽▼▽ポイント▽▼▽

  • 生地を練ってしまうと、焼き縮みが大きくなってしまうので練らないようにまとめます。
  • 生地に穴をあけることで、焼いた時に生地が浮き上がらずそのままの形で焼き上げることができます。

▽▼▽補足情報▽▼▽

  • 今回は作った生地は「パート・ブリゼ」という甘くないサクサクとした生地です。
  • 生地は焼く前の状態で、冷蔵で3日、冷凍で2週間保存できます。冷凍した場合は、使う前日に冷蔵庫に移して解凍して使用します。
  • 型はオーブンに入れられるものであればフライパンや鍋でも良いです。
吾郷ちゃん

パーティーキッチンの専属パティシエです。 ケーキ屋さんから出てくるお客さんが皆笑顔だったこと。それが私がパティシエを目指すきっかけでした。スイーツはもちろん、コーヒーやスパイスカレーなども得意!現在はフードコーディネーターとしても活動しています。 Party Kitchenのレシピを通して、皆さんにも笑顔が広がるとうれしいです! Party Kitchenでは料理監修・レシピ考案・フードスタイリング・調理を担当しています。