働くママに提案!時短キッチングッズで家事を効率化
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「野菜のカットや調味料の計量をする時間を、時短のために省ければ良いのに……」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか? そんな方におすすめなのが、圧力鍋・ハンドブレンダー・フードプロセッサーとチョッパー・計量味噌マドラーといったグッズです。これらのグッズを使えば、料理にかかる時間を大きく短縮でき、別のことに時間を使えるようになります。調理時間を短くしたいとお考えの方は、ぜひ時短キッチングッズを使ってみてください。
加熱時間を短縮できる圧力鍋
「圧力鍋」とは、圧力調整ができる鍋のことです。鍋の中を通常の大気圧より高くすることにより、高温高圧の状態を生み出し、短時間でよりおいしく調理することが可能となります。忙しくて時間がないママにおすすめの商品です。
圧力鍋を選ぶ際は、「オモリ式」か「スプリング式」かをチェックしましょう。オモリ式とは、蒸気口をオモリで塞ぐタイプの圧力鍋です。圧力がかかりはじめると、蒸気でオモリが揺らされて音が鳴ります。一方、スプリング式は、蒸気口にバネが入れてあり、バネの力で圧力を調整する仕組みになっています。蒸気がほとんど出ないため、オモリ式と異なり、音が出ません。
初めて圧力鍋を買う方におすすめなのは、オモリ式です。スプリング式は音が出ないため静かに調理ができますが、いつ圧力がかかったのか分かりにくくなっています。その点、オモリ式は圧力がかかったときに音で分かるため、何分火にかければいいのかすぐに分かります。初心者の方は、オモリ式を選んでみてください。
液状にするのに便利なハンドブレンダー
「ハンドブレンダー」とは、刃物で食材を細かくすることができる機械です。手で持って使います。食材を液状にするのに便利で、スムージーやスープ、離乳食を作る際に活躍します。同じように食材を細かくできるものにフードプロセッサーがありますが、こちらは野菜のみじん切りや肉のミンチのような固形のものを作るときに使う機械です。液体を作る場合には向いていません。
一方、ハンドブレンダーは食材をすり潰して液状にするのに適しています。鍋に直に入れて調理することもでき、使い勝手の良い機械です。それほど量が多くなければ、野菜を刻むことにも使えます。一度にたくさんの食材を刻む機械が少ない方には、マルチに使えるハンドブレンダーが便利です。
ただし、あまり量が多いとすり潰しにくくなってしまうため、普段からたくさんの食材を使う方にはフードプロセッサーやミキサーのほうが適しています。
下ごしらえに使えるフードプロセッサー・チョッパー
たくさんの食材を下ごしらえしたい方におすすめなのが、「フードプロセッサー」と「フードチョッパー」です。フードプロセッサーは、主に料理の下ごしらえに使う機械となります。刃が容器のほぼ全体に行き渡るため、ミキサーでは刻むのが難しい、肉や魚といった粘り気の強い食材も調理可能です。電動のため、スイッチを押すだけで下ごしらえができます。
フードチョッパーとは、容器に食材を入れて、上から押したりハンドルを回したりすることで食材を細かくできる器具のことです。包丁で切るよりも短時間で下ごしらえができます。野菜のみじん切りや肉のミンチにおすすめです。下ごしらえの時間を短縮したい方は、ぜひフードプロセッサーやフードチョッパーを活用してみてください。
電子レンジでの料理に便利なシリコンスチーマー
ヘルシーな料理を時短で作りたい方には、シリコンスチーマーがおすすめです。シリコンスチーマーとは、電子レンジで使えるシリコン製の容器のことです。蒸し料理・煮物・パスタ・グラタン・お菓子といったように、さまざまな料理に使えます。そのまま食卓に出すこともできるため、洗う食器が減るのも魅力です。トレイの下から余分な油が流れ落ちるため、健康的な料理が作れます。
シリコンスチーマーでにんじんやジャガイモといった固形物を調理する場合は、容器に水を入れて使います。水を入れずに調理すると、熱の通りが悪くなり、焦げつくことがあるため、お気をつけください。葉物野菜の場合は加熱時間が短いため、水を入れずに調理して構いません。
素材や水を容器に入れたら加熱しましょう。電子レンジのワット数や状態によって適切な加熱時間は異なるため、レシピに書いてある調理時間は目安程度にして、初めのうちは料理の状態を見ながら温めるようにしてください。全体に熱が行き渡っているようなら完成です。
シリコンスチーマーを使うことで、加熱にかかる時間を短縮できます。ぜひ試してみましょう。
回すだけで量れる計量みそマドラー
計量スプーンを使って味噌の分量を量るのが面倒という方におすすめなのが「軽量みそマドラー」です。こちらは味噌の中に入れてくるっと回すだけで、簡単に計量できるグッズです。両端にマドラーが付いており、大きい方では大さじ2杯分、小さい方では大さじ1杯分が量れます。金属製のため、量った味噌はそのままお湯の中に入れられます。
こちらの商品は、いつも泡立て器を使って目分量で味噌を量っていた開発者が、泡立て器に目盛りを付けて計量できないかと考えたことから生まれました。計量味噌マドラーを使えば、いつでも一定の味付けができることから、大変好評となっています。また、味噌を入れ過ぎるのを防げるため、塩分の摂取量を気にしている方にも役立ちます。計量の時間を短縮したい方は、ぜひ使ってみましょう。
まとめ
料理の時間短縮に役立つキッチングッズを五つご紹介しました。圧力鍋を使えば、加熱時間を短縮でき、残った時間を休んだり別の家事をしたりすることに充てられます。
食材のカットには、ハンドブレンダーやフードプロセッサー、チョッパーが便利です。包丁で切るよりも短時間で下ごしらえを終わらせられます。どのくらいの量を刻むか、液状にするのか固形のままかによって適した機械が異なるため、用途に合わせてぴったりのものを選びましょう。
電子レンジでヘルシーな料理を作りたい方は、シリコンスチーマーを使ってみてください。余計な油が流れ出るため、さっぱりした料理を作れます。味噌汁をよく作る方には、くるっと回すだけで大さじ1~2杯が量れる計量味噌マドラーがおすすめです。便利なキッチングッズを使って、料理の時間を短くしましょう。